眼展

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雨の中、ザギンまで行ってきました。もうザギン嫌や。つか、場所がどえらいわかりづらくて同じとこをぐるぐるぐるぐる歩いてました。超不審者。半泣きになりながら入り口見つけたんですけど、2階にあがったらすでに展示スペースでちょっと不意打ち気味でした。画廊に絵を見に行ったことってなくって、どうしたらいいのかさっぱりわからなかったのですけど、入ってすぐの部屋に大竹茂夫さんの絵があったので脳に叩き込んできました。雀の頭をした生き物が描いてあった絵があって、その生き物が超素敵で密やかにハァハァしてました。横の方に綾辻行人さんの本の表紙になってた七戸さんの絵が置いてあって何だかドキドキしました。「表紙の絵の実物がここに・・・!!」みたいな。単純。
3階にも展示が置いてあって、そこで江本さんの幻獣とか山本さんの立体作品も見てきました。山本さんのは初めて見たのだけど、絵が好きでした(でも1枚しかなかった・・・)幻獣はちょっこす正直に言うと、本の方がいいかもしれんて思いました。羽の部分は薄くてすぐ破れそうな感じがとても好かったのですけど、鱗が何とも作り物っぽすぎて「むーん」と思ってしまったのでした。
そんで、すぽぽーんって忘れてたんですけどここは画廊ですなわち絵を売ってる場所なんでしたそういえばっていうやり取りに遭遇して内心ひやっとしました。確実に私は絵を買いにきているわけではない事が一目瞭然なのでいちゃいけないかなと思ったんですけど、「ミタカッタンダカラショウガナイヨネ☆」ていう呪文を唱えて居座りつづけることに成功しました。普通に机の上にぽーんって目録が置いてあって、作品の横にぽーんって値段が書いてあって目ん玉が出そうになりました。印がついてあって、おそらく印がついてるのはもう予約済みってことなんだろうなぁとか考えておりました。
骨の可愛いやつと、大竹さんのまだ持ってなかった絵柄のと、事務所で「今回の展示のハガキとかありますか?」て図々しいお願いをして頂いたものと、3点をお持ち帰りしました。眼福じゃ・・・。