『まるい』 押上

kamuraco2008-03-05

聞いてよワールドワイド!!!ついに憧れて憧れて胸が焦げそうなくらいに思い募らせてた生肉に出会ってきたよ!!生肉の時間だよ!生の肉と書いて生肉だよ!!
存在を知ったときから行きたくてしょうがなかった念願の「まるい」に行ってきました!夢叶えたり!!!この日は春一番が街を襲っててゴミと砂と洗濯物が舞う中、髪の毛を逆立てながら聖域へ向かいました。そんな豪風デーで尚且つ16時という時間なのにお店はもう人でいっぱい・・・!!2階へ案内してもらったのですが、おばあちゃんの家を思わせるような安心する空間がありました。相撲力士の写真が飾られてたり、エレクトーンと思われるものが置いてあったり、紫色の座布団が積まれていたりっていう。新潟の曾祖父母の家を思い出しましたよ・・・。
お店の2階 エレクトーンらしき裏側 超美味いじゃが煮
何はともあれ刺身ですよね!焼き物もいいしサラダもいいですよね!ここはサンドイッチ推しらしいよ!じゃあそれも!みたいに胃袋が許す限り食べつくしました。最初に出てきたジャガイモを煮たお通しからしてまず美味い。ちょっと甘い味付けなんだけど、ベタベタしてなくて、煮崩れてないのに箸で簡単にストーンと割れる!ほっくほくでビールの人はぐいぐいビールが進んでたよ!あんまりにも美味しいので後半に頼んでしまいました。そんで最初に仔牛のレバ刺しを食べたのだけど、なんていうか生肉の神が宿ってました。あんな美味しいレバ刺し食べたときない。プルンップルンで厚みがあって食べるとパツンッて気持ちの良い歯ざわりとしっかりしたお肉の味!!!!パツーン!!!ふおおおおお!!!みたいなね。歓喜のファンファーレが脳で響いてました。あいつ凄いぜ・・・!!頬張った面々は思い思いに「おお・・・」とか「これは・・・」とか切ない吐息を漏らし、レバ刺しの前に全員屈服してました。笑顔!YES生肉でスマイル!!!
どーん
刺身も破壊力あるけど焼き物やちょっと変わった一品だってどれも全力なんだぜ!!肉へのラブレターだよ!!!!

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ドロヘドロ(11)

ドロヘドロ (11) (BIC COMICS IKKI)

ドロヘドロ (11) (BIC COMICS IKKI)

好きで好きでしょうがないドロヘドロの新刊が出たよ!!!好きすぎて連れと「この展開はこういうことを指してるんじゃないか」とかそういうことを真剣に話してました。実は考察読むのが好きじゃないのだけど、ちょっと、いろいろサイトを巡ったりしてしまいました。とっても自己満足な予想と溢れる思いを書き留めます!

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チルドレン、真夜中のマーチ、精霊探偵

チルドレン (講談社文庫)真夜中のマーチ (集英社文庫)精霊探偵 (新潮文庫)

「短編小説のふりをした長編小説」という言い回しに「なるほどー」と思いました。個性的すぎる主要人物である陣内が全篇通して出てくるけど、「父親に対する憎悪」なんていうどこか人間臭いところもあって、単なる奇天烈キャラじゃないところが印象的。表題作と、その2が好き。

全然タイプの違うダメな男2人と美女が組んでよろしくないルートで集められたお金をかっさらおうっていう、テーマはありそうなタイプだけど、展開がありそうでなかったもの。ドリカム状態なのにカップルがうまれないとか逆に微笑ましい。案外と目まぐるしく場面が変わったりするけれど置いてけぼり感がなくて爽快。なんかもうキラキラしてた。

「スピリチュアル・ミステリー」て書いてあって「どんなジャンルだそれ」て思ったんだけど、どう考えてもSFです・・・!!梶尾さんのSFは大好き。だっておかしい。これだって「事故にあったあとになぜか人の背後霊が見えるようになった」主人公が「失踪した妻を捜して欲しい」ていう依頼でもっさりと調べてたらそのうち世間を脅かす巨大なのっとり作戦の存在を知っちゃったっていう。波乱万丈っぷりが清々しすぎる。一番最後の部分はちょっといらないような気もするけど、面白かったです。