去年の今頃のこと

この季節になると職場のあるデパートでは浴衣フェアがはじまるんですけど、一人の浴衣お嬢さんがやってきて「わぁ浴衣!カワユス!」て内心ヘラヘラしながら雑誌の予約をしたいというので「表紙がどなたかとかわかりますか?」て聞いたらそっと近寄ってきてないしょ話をするような仕草で小さな声で「光一さんです・・・!」てにこやかに言ってきたのでした。「惚れてる!私が男だったら確実に心を持ってかれてる!!」てクラクラしたのを思い出します。去年みたいなことないかなぁて浴衣のお嬢さんを心待ちにしてるんですけど、全ての浴衣お嬢さんが私の前をすーっと通り過ぎるので寂しくならないように「なんで去年あんなことしたんだよ・・・でなければこんなに待つこともなかったのに・・・!」とか脳内ひと夏ドラマをしながら仕事をこなしてます。かわいそうかかわいそうじゃないかでいったらどう考えてもかわいそうな部類ですよね。