読んだ

ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

前々から気になっていたのだけど、最初の数ページで挫折してた本。でもid:cayo:20060609#1150120575を見て再読。1巻の後半で実は案外とびっくりした。あの「将来に対して明確に考えられない」人間像がすごくリアルだっただけに、その展開はちょっとリアリティがないような気がしてしまったんです一瞬。2巻はずっとグっときたり落ち着いたりを繰り返してました。お外だったのでさすがに泣けませんでしたが、家だとまずかっただろうなあ・・・。やりたいこととやらなきゃいけないことのせめぎあいが描写されてる部分がすごくしんどかった。しんどいっていうのはたぶん定職についてない自分はどうしようって考えちゃったから。最近は「このまま例えば死んだらまったく何も残らないし何もなくなる」っていうのが怖くなってきてたところなので、ネガティブ妄想列車が走りそうでした。もう歳も歳だから、何か焦点を合わせておかないとともぼんやり思うのだけど、何かがさっぱりわからない。