社員食堂でのポワ事


ペットボトルをかまされた女はびっくりしたあとににっこにこしながら「も〜!」て言ってました。まさかこの3次元の世界でほっぺたにペットボトルをくっつけて驚かしちゃおうぜみたいなシチュエーションが実在すると思わなかったので、貴重なものを目にすることができて大変満足しております。してねぇよ。棚の上にあって手が届かない本を一生懸命とろうとしてたら運動バカだけど無垢で笑顔のまぶしい青年が取ってくれるっていうんか。どこの世界だ。バカ・・・!3次元のバカ・・・!!(目に大粒の涙を溜めながら)

地球の旅人展

http://www.syabi.com/details/new_sakka_vol5.html
恵比寿の写真美術館に行ってきますた。「ネイチャーフォト」て言われるとちょっこすモヨっとしたものを感じるのですが、写真展にほぼ行ったことのない私にはなかなか新鮮でした。熊の食ってる魚の血の流れ方のリアルさとか、壮大な山の上に落ちる落雷の瞬間とか、雪が積もっても樹の周りは窪んでる風景とか、知らない世界がいっぱいあって嬉しかったです。
とりわけ森の写真をガン見してきたのですけども、あの鬱蒼さとか薄暗さとか興奮してきますよね本当。でも自分とかいなくなってもいいんじゃないかなとか思い始めてくるので危ない。光の具合とか落葉の散らばり方とか二度とめぐり合うことができないもので、そう考えるとそのめぐり合えなかったかもしれないものを見ているっていうのはとても不思議な感覚です。写真は私にとって妄想ができないものなので苦手なのだけど、もうちょっと見てみようて思ったりもしました。

君に届け

君に届け 2 (マーガレットコミックス)

君に届け 2 (マーガレットコミックス)

前々から評判の良さを聞いていたのですが、今ピュアーなものが信じられなくなっていて「これを読んで落ち込んだりしないかな・・・」とか思ってたんですけど、漫喫でゴリ押しされてたので読んだらガン泣きしそうで大変でした。ピュアホワイト・・・。何が救われたかって、クラスメイトに避けられても主人公が陰鬱に考えたり「負けないんだから・・・!」みたいに燃えたりしないところが良かった。

がんばって年間30冊読む

クレオパトラの夢 (双葉文庫)木島日記 (角川文庫)重力ピエロ (新潮文庫)
クレオパトラの夢は実家にいた時に読了。つかシリーズだったらしく、第一弾を読み飛ばしてしまいました・・・。そろそろ恩田陸以外のものに手をつけたい・・・でも何から読んだらいいかわからない・・・てことで家にあったけど読んでなかった木島日記を読みました。最初の方が何とものめりこみづらく気後れしましたが、後半は面白かったです。明かされてない部分が多くてすっきりしないけど。初伊坂さんはとても良かったです。読みやすい。章があんなにわかれてるのを見たのは久しぶりかもしれないです。おとうさんがほっこりしてて一番好き。他のも読んでみたいです。鴨あたりとか。