地球の旅人展

http://www.syabi.com/details/new_sakka_vol5.html
恵比寿の写真美術館に行ってきますた。「ネイチャーフォト」て言われるとちょっこすモヨっとしたものを感じるのですが、写真展にほぼ行ったことのない私にはなかなか新鮮でした。熊の食ってる魚の血の流れ方のリアルさとか、壮大な山の上に落ちる落雷の瞬間とか、雪が積もっても樹の周りは窪んでる風景とか、知らない世界がいっぱいあって嬉しかったです。
とりわけ森の写真をガン見してきたのですけども、あの鬱蒼さとか薄暗さとか興奮してきますよね本当。でも自分とかいなくなってもいいんじゃないかなとか思い始めてくるので危ない。光の具合とか落葉の散らばり方とか二度とめぐり合うことができないもので、そう考えるとそのめぐり合えなかったかもしれないものを見ているっていうのはとても不思議な感覚です。写真は私にとって妄想ができないものなので苦手なのだけど、もうちょっと見てみようて思ったりもしました。