ちょっとした昔話をしよう

何となく気がついたらよく蛙関係の小物や写真集などを手にするようになったんですけども、そもそも蛙を特別視するようになったのはトラウマの反動だと認識しているわけで。そのトラウマっていうのが遡ると小学校低学年の頃になるわけで・・・。
その頃に引越しをしたのだけど、向かいのパーマ屋さんにはマーくんていうちょっと巨漢の子がいまして(お姉さんたちは常にパツキンに赤ジャージ、眉なし)マーくんはちょっと乱暴な子だったんですね。例に漏れず。エアガンつーんですっけ。BB弾装着して撃つやつ。あれを持っていましてね。壁とかによく打ち込んでました。撃ちこぼしとかをよく集めてました。撃たれた記憶はないので、マーくんはギリギリセーフだったんじゃないんでしょうか。どこらへんがセーフか定かじゃないですけど。そんなある日ですね。うちの庭にですね、蛙がいらっしゃったわけなんですけども、マーくんは事もあろうか蛙に撃ちこみやがってですね。驚愕したもんです。もちろん私が戦闘力22000のドドリアさんだったのならその場で「皆殺しだぁーーっ!!どいつもぶっ殺してやるぅーーっ!!」つってマーくんのエアガンを取り上げることができたんですけど、その頃の私ってばよくドドリアさんを知らなかったので逆上することも出来ず、暴君が去ったあとに蛙をそっと包み込み、泣きながら家の中へ連れていき、ティッシュを細く裂いて巻き巻きしてあげたのでした。これは手強い。何とかなるんじゃないだろうかって思ったんだろうなーっていうね。浅はかな私!!お前が何を救えるというの・・・手負いの蛙の前でさえこんなに無力だというのに・・・!!っていうピュア・センチメンタル・ストーリー。
私の優しさがあふれすぎてて困りますね。あの時助けた蛙はそろそろ王子になって私の前に現れてきてもいい頃合なんじゃないんでしょうか。つか人間になってみたものの私に気づいていないんじゃないんでしょうか!!大変!私はここですよ!!!!!!!!