最近読んだ本
青の炎/貴志 祐介(ISBN:4041979064)
割と読みやすかった。作者は「Isola」とか「黒い家」の作者だったんね。読み終わってから気づいた。主人公の考え方や行動の仕方なんてのはなかなか面白かったものの、ちょっと腑に落ちない点が幾つかあって残念。これは映画になっていて、内容をどう詰め込んだのかも興味深い。いつか借りよう。
サラマンダー殲滅/梶尾 真治(ISBN:4257010363)
SF。これすげえ面白かった。上下巻なんだけど。しかも普段あまりSFとか読まないんだけど、一気に読めてしまった。SFらしく、目ん玉が飛び出そうな現象が数々起こるんだけども。超能力も宇宙もテロもマシンも出てくる素敵な一冊。
夏と花火と私の死体/乙一(ISBN:4087471985)
あともう一つという読後感。主人公が死体というのは珍しいかもしれないし、死体になってしまった自分を客観的に捕えた形で話が進んでいくのも変わってる。途中までは良かったんだけど、最後が。肝心のオチで脱力。これも読みやすい。乙一は基本的にすんなり読める気がする。