代々木公園でお花見した

kamuraco2008-04-09

3月末に。薄曇だったけど、大縄跳びやってる集団や太鼓をひたすら叩いてる人たちや踊ってる人たちやあきらかにホストな男性がちっこいチワワを散歩させてたりとか、おもちゃ箱をひっくり返したかのような賑やかっぷり!桜が散ってないか心配だったけど、モリモリ咲いてたしご飯は美味しかったしで大変楽しいお花見でした。お花見なんてほとんどしたことがなかったのだけど、いいもんですね。桜もちゃんと見たよ!
持ち寄りで!とのことだったのだけど、ご飯物もおやつも充実しすぎてて3時間くらいひたすら食べてました。食べるものが尽きなかった。ジャガイモを煮たのとかおでんとか唐揚げとかゆかりチーズおにぎりとか、クオリティの高い料理に箸が止まらず・・・(どれも男性が作ってきてた)女性は粉物と甘い物に尽力を注ぎ、キッシュとかフルーツやらベーグルやら手作りケーキやチロルチョコとかハーベスとか彩果の宝石とか*1うなぎパイもあったような。まさやんを合唱したり、殴りあったりのしかかったりしてじゃれてる男子を遠目から見たり、鬼ごっこやってる集団やおしくらまんじゅうやってる集団を「男女どもめ・・・」とバルス電波を送ったりして過ごしました。私は半ば強迫概念ぽく「幸せだ!」て思ってしまう節があるんですが、桜は間違いなく綺麗で、口に入れるものはもれなく美味しかったので、幸せだなぁと思ったりしてました。あと私もおしくらまんじゅうして転んで男の子に「何やってんだよー」て言われながら腕をつかまれて起こされたいです。実際にそんな現場を目撃するとは思いませんでした。ちくしょう。おしくらまんじゅうが許されるのは小学生だけなんだ!健全な男女が尻を付き合うなんて卑猥にもほどがあるんだから!!!!
もっさもさ!

*1:埼玉の銘菓だよ!これ美味しいんだぜ・・・!

続きを読む

無双OROCHI 魔王再臨

もう再臨とかマジ笑えるキャハハ!とか思ってたんですけど、なぜか手元にあって混沌とした世界をひたすら切り捨ててます。楽しいです。呂布と直江と大喬がいれば何でもいいです。新しいのを手に入れるつもりはなかったんですけど、清盛が半妖に仕立て上げられてて盛大に笑い、どんなもんなのかやってみたくなったのが原因だと思います。蜀と戦国のストーリーを終えたところなんですけど、戦国がガチムチマッチョの男臭100%で構成されててとても満足しました。飽きがこないうちに一気に推し進めたい。

無双OROCHI 魔王再臨(通常版)

無双OROCHI 魔王再臨(通常版)

ぼくは勉強ができない、夏の名残りの薔薇

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)夏の名残りの薔薇 (文春文庫)

ある本日記で「子どもに読ませたい」という言葉にそそられて初山田詠美。なぜか勝手にあまり自分とは合わないイメージだったんだけど、むしろざくざくと読み進められた。この本に詰められてるスタンスに反発する人もいそうだなぁと思ったけど、私は概ね好感に思えました。勉強が出来ないことを卑屈に思ったり何で重要なのかわからないままがむしゃらに勉強するのよりは良いなと。でも残念ながらこの歳になって「もっと勉強しておけば良かった」と本気で後悔したりするので「勉強できなくてもいいじゃん」とはまったく思えない。サッカー好きで年上の彼女がいる勉強のできない主人公は、自分が勉強できないことを認識しつつもちゃんと悩むあたりが健全で眩しかった。ちゃんと悩んでいればよかったなとつくづく思わせる内容だった。

恩田陸が好きですいません。ここ最近読んだ恩田陸の文庫の中ではダントツで良かった。六章から成ってるのだけど、一章から五章はそれぞれ必ず誰かが何かの形で死んでいく。けれども次の章からは「死んだとされる人は何事もなかったように生存した状態で」その前後の出来事からはじまる。その意味は、ホテルに集うようになった理由とは、主催者の3姉妹の嘘と真実はどんなことか、とか、もうめくるめくドロリとしたものがぎゅうぎゅうに詰め込まれてていい。合間に挟まれる引用のところは正直私のつるつるな脳をごっちゃにするので飛ばしてたのだけど、それも合わせてこの舞台なんだろうなあ、と思いました。「読んだー!」ていう充実感もたっぷり。