栗酢升のお話

威武は若人溢れる渋谷でメシを食ってきました。いやね、美味いコースの出るようなお店なんて知らんので、雑誌を頼りに予約したのですが、これがまた、ね、なんていうか、「えー」みたいな展開だったのでした。セツナスギル。
どうセツナスギルかというと「アミューズと前菜が出てくるのが超絶に遅くて2品で1時間かかった」とか「2時間の予約ですて言われたのに3時間かかった」とか「ついてくるべきレモンが私だけなかった」とか「デザートきてないのに『もうお時間ですので』て言われた」とか「メニューにバッチリ書いてある品が一品こない上に説明もなく、でも料金はそのまま」とか。よくわからない展開でした。伸び伸びになったので、次に予約してたお客さんたちは1時間待っており、シャンパンを振舞われていましたがグラスが足りないのか、ワイングラスで飲んでたよ・・・。そんで、最後に紅茶が出てきたのだけどソーサーが紅茶でひたひたになってました。なんていうか、ここまでひどいのを初めて見たので驚きが隠せません。あるんだな、ひどい店って。頭の中で「きっとシェフがぶっ倒れててんてこまいになったんだ」て言い聞かせてたんですが、紅茶はシェフじゃなくてもいれられるやん・・・。もう雑誌信じないもんワーン!!!!!
静かな憤怒の念を抱きながら「もうケーキに期待するしかない」て話しながらケーキにロウソクをぶっさしてカッティング。今年のケーキはレアチーズですよ!!間にオレンジピールが挟まってるってあって「超うまそう・・・!!」て決めたのでした。ケーキは私たちの悲しい心に十分すぎるほど応えてくださり、甘さ控えめのお味と、オレンジピールのアクセントにほんわかしつつ過ごしたのでした。ケーキは私を裏切らない・・・!!