美意識の問題・萎える瞬間

 過剰に反応するよ。個人的には男女枠に限らず、友人にも適応されるべきことだと思うのだけど。
 まず、id:pppnさんの、

みんなもっと「許せないこと・カッコ悪いと思うこと」に関して話して欲しいと思う。

 これはとても大事だと思う。webに限らず、日常で言うのは難しいことなのだろうか。俺は長年付き合ってる友達や付き合う人には機会があれば言ってしまっているような気がする。言っておいて「私はこういうことがダメだけど、それをどう思うかはあなたの価値観なのだから良いのだけど、きっと関係は続きませんよ」と宣言してしまっているようにも思う。「価値観を押し付けないでくれ」といわれればそれまでだが、俺が生理的にダメなことは胸を張って「ダメなこと」と思うことなのでそれを何も思わず正々堂々とやる人とはむしろお付き合いを遠慮したいとも考える。
 それからid:yasaiの、

 女性は美を尊ぶが、それは自らや近い人の美意識も例外ではないのかもしれない。「美しいものを美しいということ、思うこと」自体が心地よいのと同じで、美しい行為を守り通すこともまた心地よいものだ。

 どうも「正しいことを正しい」という事に虫唾が走る人もいるみたいだけど、「美しい」ことを「美しい」というのはいいことなのだよ。すんなりいえる人ほど羨ましいと思う。それがなければマナーは成立せんと思う。
 「押し付けがましい」とか「個人の勝手だ」と返されるともうその時点で何も言う気がなくなる。その通りな部分もある。でもそんな風に言い返す人とはうまくつきあえないような気もする。知り合ったばかりの人で「気が合いそうだなあ」とか思っても、自分にとって生理的ダメ行為を見てしまうと密やかに幻滅していく。「生理的」と書いたけれど、心底ダメなことがこの世にはあるんだなあ、といつも思う。自分でも理由がよくわからんのだよね。何故その行為がダメなのか。マナーとか知る以前からダメだったもんだから。ダメ行為は人それぞれだからお互い言っておくのは良いことではないかと思うのだ。が。
 例えば俺はタバコが実は苦手なのだけど、吸う友人も何人かいるし、吸うからといって嫌いだなんて思ったことはない。ただ、もしもその友人が歩きタバコをしたりポイ捨てしたりしたら心の中にモヤモヤが発生するだろから、あらかじめ言っている(はず)吸う友人たちは携帯灰皿を必ず持ってる。
 うーん。要するに「価値観の違い」があまりにも顕著だったりすると、付き合っていく上でお互いストレスが積み重なっていくのだと思う。俺はちょっと考え方がズレてんのかもしれないけど、ストレスを抱えてまで人と付き合うのはしんどいと考えるので、結構マメに「これはやなんだけど」と言ってしまう。うっとうしくなった人達は俺から離れていくんだと思う。美意識の問題は、俺にとって重要なポストにあって、人間関係にまで及んでいるのだと思うのだ。という自分勝手な文章でくくるよ。