ミラクル7号


映画からかなり遠いところで生きているんですけど、「シンチーの新しい映画見ようよ」という誘いを受けて行ってきました。新しい映画なんてまったく知らなかったので、事前情報ゼロで。このところ連続で超絶ギャグアクションが続いてたので、今度もそういうのだったらちょっと続きすぎだなぁ・・・みたいに考えてたらちょっと方向が違ってたので良かったです。ていうか良かったです。未知の生物のフォルムもかわいかったし、何より主演のディッキー役の子がとても素晴らしかった。感情豊かでグシャグシャに泣くところも笑った顔も何とも愛らしい。SFらしいけど、父子の葛藤とか教訓とかちょっと人間ドラマっぽいところや、自分のカンフーハッスルをパロったシーンとか、むしろ未知の生物以外SFっぽいところが見当たらない気がするけど、それらもひっくるめてとてもシンチーらしい映画だなぁと思った。相変わらず出てくるキャラの設定は突き抜けて個性的すぎて、終わっても「あーあの役ね」って思い出せる。要所要所で笑うとこも泣けるところもあるけど、忙しなさは感じず、退屈さは感じないと思います。あとまさかシンチーの映画で泣くと思いませんでした!もう子どもやロボットが頑張ってるシーンとかダメすぎる。すぐ涙腺決壊起こす。なんだかんだ言ってシンチーが大好きなんだと認識してしまいました。どんな話だかもわからなかったのだけど、そっちの方が楽しめる気がします!