この時好きだった子のあだ名は「やーさん」でした

ちょっと前に雪が降ったとき生きた死体みたいな風体で外をヨロヨロ歩いてたら、小学生どもがはちきれんばかりに走り回っていましたよ。元気ですね。やっぱ雪降るとテンション上がるのが普通ですよと言わんばかりに道いっぱいに動いてて若干「邪魔です^^」と思いながら通り過ぎようとしたら、男の子のグループが女の子のグループに雪をバシバシぶつけてるのをアイキャッチしてしまったので思わず目を細めて脳に刻み込みました。この世の少女漫画シチュエーションになり得るものは敏感に捕捉するよ!だって小学生どもの男女の関係って羨ましい。恋に恋して話しかけたりちょっかい出したりすることでいっぱいいっぱいになるってピュアアすぎて失神するわー。
そんなピュアアな小学生たちのお役立ちアイテムといったら「自己紹介シート」ですよ。いやもう自己紹介シートとか絶滅してるかもしれないけど。自己紹介帳だったかな。とにかく「名前」「あだ名」「電話」「住所」とかの他に「好きな教科」「好きな食べ物」とかっていう好きなものアンケートの項目まであって彼のリサーチはこれ1枚でオッケー!みたいな恐ろしいアイテムがあったんです。一時期クラスで大流行して、いろんなパターンのシートが出回ってたんですけど、「好きな人」っていう項目があるものもあって、もういうなればそこを知りたいがために配ってるようなものです。
そんで田舎のピュアアな集団だったので、空欄にすることもなく律儀に答える子もいたりしました。もう誰が誰を好きかなんて筒抜けのハレンチ教室ですよ。すごいアイテムが流行っていたものです。たった1枚の紙切れであたためてきた思いが教室中に知れ渡るとは・・・ピュアア怖いな!もうでもそんなアホなとこもひっくるめて羨ましい。たぶん雪をぶつけることなんて今も出来るけど相手がいないので絶望しました。小学校ってそれだけで男女が密集してるのですごい場所です。小学校、すげえ。