少女漫画脳

この間の金曜に、駅の信号機が壊れたとかで電車の中がかつてないくらいの押し相撲っぷりで内臓が出る・・・て思いながら帰ったんです。運良くドアに身をまかせられるポジションにいたんですけど(そんで正面はドアの方を向いてた)隣の人が立ちながら眠りはじめたんですね。女の子だったら寄りかかっておいで・・・!て思ったんですけど、生憎と肩を預けたくないなって思ってしまったので適度に小突きながら早く駅着かないかなと願ってました。ていうか立ちながら寝るってどんな…地獄だわ…て泣きそうになってたときにぼわーーって電車が揺れて私と居眠り人の間に腕がにゅっと入ってきたので「これは『居眠り人に困ってる私を見かねたサラリーマン(フレッシュ)が助け舟を出してくれる』ていう魅惑の少女漫画シチュエーション・・・!!!」て妄想がズバーと駆け抜けていきました。妄想と少女漫画で現実逃避が出来ます。
そんで駅に着いたときに当然のように腕の主をチェックしたら仕事帰りで本当にくたくたなのにこんな押し相撲電車に乗り合わせるなんて・・・っていうやつれっぷりオーラが凄い出てる妙齢のサラリーマンだったので「アディオス!妄想タイムをありがとう!」て電車を降りました。そういえばナンパとか生まれてきてから一度もなかった。あと私のいたスペースに居眠り人がさっと滑り込んでるのを目の端でキャッチしてしまって口が開いた。なんという本能。あと年齢的にもう「少女漫画のシチュエーション」に思いを馳せてる場合じゃない。わかってるのだけど夢を見たいじゃない・・・!!(内臓が出なくて良かったです)