幻想水滸伝4感想

幻想水滸伝IV 初回生産版

幻想水滸伝IV 初回生産版

こんなにプレイすることに対して気が重かったのは初めてなゲームでした…。本当に泣ける。迷走しすぎてる。暑苦しいプレイ終了感想。

  • 戦闘

前作のバディがやりづらかったので、個体操作に戻ったのは安心しました。安心しましたがパーティー人数が4人になってて白目になりました。ありえない。108人いてパーティ4人。主人公は外せないので3人です。何その狭すぎる門。紋章のグラフィックはさらに綺麗になってたけど、どうにも迫力がいまいち。武器に紋章片が宿せるけどその属性に弱い敵にしか通用しないため特に利点にもならず一回も使わなかった。全体的に戦闘が少ないしパーティの人数が少ないので連携攻撃もほとんど使わず。

  • 施設

本拠地はとても良かった。最初広すぎるかなと思ったけど、前作よりもエレベーターを活用する意味があったし。引き網も面白かった。そのかわりほとんど釣りはせず。調理したものもほとんど活用しないのは悲しい。またたきの手鏡がどこでどんな場所にいようとも使えるのは便利な反面いっそう船での移動が面倒になり敵に遭遇せずっていうマイナス要素も持ってる。訓練所でレベルが上げられるといっても味方を倒すのは少し抵抗がある。

  • 戦争

海上ていう点は良かった。紋章砲ていう新しい仕組みと、船員の配置によってパターンがいろいろ変わってくるっていうシステムがいい。ただ相手の紋章さえわかってしまえば死ぬことはないので不安感のない戦争すぎるけど。前作に比べれば。射程距離と攻撃の関係性をのみこむのにすっごい時間かかったけど…。

  • ストーリー

もう本当に悲しくなるくらいぺらっぺら。「さくさく感を重視して」とかあったけどRPGにさくさく感とかいらない。面白ければ長くても自然と2周目なんてやるだろうから、2周目を想定された作りなんて駄目だと思う。その割には2周目のストーリーに大幅な変化があるわけでもないので本当に駄目すぎる。ぺらっぺらなので主人公がリーダーになったのもゆるい流れだし単なる縄張り争いみたいな感じだった。

  • 総合

ストーリーが駄目すぎて進めることが楽しくなかった…。あっという間に話が進んでしまうので防具を作るのに必要な材料を集めるためだけに何時間も費やしたり。効率が悪い。宿主の命を削るっていう設定なのに悲壮感が全然ない。過去に宿した人たちはすぐ死んでしまったのに主人公は何度も使えてる点がよくわからない。何よりエンディングの意味がプレイヤーの解釈にまかせっきりすぎて呆気にとられた。あれがエンディング…。もう本当に何もかも薄っぺらさが目立ってしまった4だった。これに比べたら3なんて全然面白かった気がする。あとラスボスが固定エネミーの体力とほとんど同じってどうなのかな…!!製作者のばか!(言ったった!)