リトル・ミス・サンシャイン

公開終了ぎりぎりに映画館に向かうも、レイトしかやっておらず映画館の前で涙をこらえて家に帰り、それからずっとDVDが出るのを待ってました。予告を見たとき「なんてハッピーそうな・・・!!」て気になってた映画です。「勝ち馬になるんだ」が口癖のお父さん、個性的な家族をまとめるお母さん、ヘロイン中毒のおじいちゃん、ゲイで自殺未遂しちゃったおじさん、ニーチェに憧れるお兄ちゃん、美少女コンテストで優勝を目指すオリーブが遠い遠いカリフォルニアを目指して黄色いバスで向かうけど、スムーズに旅が進むわけもなくっていう。それぞれがそれぞれの主張をぶつけあっててバラバラな家族の雰囲気が、話がすすむにつれて気持ちよく収束されていくのを見るのはとても楽しかったです。個性豊かだけど、誰もが「オリーブ大好き」ていうのが最初から最後まで伝わってきてそれもとても良かった。実際オリーブがかわいすぎる。ふっくらしたおなかと大きいめがねがすごい似合ってる。最後の方なんてニマニマが止まらなくて危険でした。お兄ちゃんの顔立ちがなんていうか不思議な感じで、登場するとしばらくじっと見てしまう引力があったよ・・・。