上野谷根千お散歩ツアー Part1

平日、すこぶる天気の良い日に散歩をしてきました。実はそれまで谷中、根津、千駄木の頭文字をとって「谷根千」ていう総称があることを知らなかったです…。上野は面白いくらい緊張しない駅のひとつなので嫌いじゃないです。嫌いじゃないっていうか、どっちかというと好きかも、みたいな。雑多な感じとか。いろんな人種や年齢の人がごったごたに混ざってるのが楽しい。
まずはご飯ー!てことでアメ横にあるAGURAていうインドカレー屋さんでお昼。開店よりちょっと早い時間だったのでランチの案内見ながら時間潰してすぐ入店。ナンが大きくてふっかふかで美味しかった。辛さは普通のでお願いしたのだけど、とても好きな味だったので他のも食べてみたい。お会計のときに友達がレジのとこに置いてあったスパイスのようなものをヒョイっと食べてたので「わぁなにこれ?」て食べてみたら香りがぶわっと口の中に広がって不思議な味がした…!!クミンだよって教えてもらったのだけど、そのまま食べたのは初めてだった!!口直しがクミンていいなあ。いい締め方。
それから上野公園をてくてく歩きながら年金の話をしたり大仏の写真を撮ったり噴水側の生け垣に無造作に干されてるジーンズを眺めながら突っ切ると新しくリニューアルされた国立科学博物館が見えたので、いっちょ見てみるかと行ってきました。リニューアルしたばかりということで館内は超綺麗。平日だったんですけど、学生と奥様たちがたらふくいらっしゃいました…。しかしだだっ広い。本館と新館とあってそれぞれが地下〜3階くらいまであるので1日くらいかけないと全部見切れないんじゃないかと思います。思いました。印象に残っているのは膨大な量の海草の展示とホアンホアンの剥製とお土産コーナーです。土に還さないのか…と一瞬白目になりました。あとクジラの頭の骨格がどどーんってあって、ボタンを押すと餌を食べるときの骨の動きが観察できるんですけども、その機械的な動きがとても気に入りました。ガシーンガシーン!て動く骨。お土産コーナーには解剖セットとかマンモスの体毛とか人体図のランチョンマットとかロールケーキの宇宙食とか売ってて超カオスでした。楽しすぎる。クジラのポスターと人体図のランチョンマットはかなり本気で欲しかったんですけど、散歩の邪魔になりそうなのでまた必ず来ると心に誓って博物館を出ました。
上野大仏の顔面部のレリーフ  どーん!て敷地内に構えてたくじら
科学博物館を出て東京国立博物館の前を通り過ぎると芸大がすぐそこに。芸大の場所初めて知った…。こっそり浸入しました。芸大はオープンなのでそこここにどう見ても学生じゃない人たちがいるので特に目立たないんですけど、この年でまさか大学敷地内に入ると思わなかったのでちょっとドキドキしたよ…。普通におっさんが新聞読みながらお茶飲んでたよ!!購買部にこっそりお邪魔したら顔料とか粘土とか売ってて、さすが芸大の購買部…!!てテンション上がった。美術の教科書売ってて欲しかったな、あれ…。
芸大のすぐ近くには国際子ども図書館ていうのがあるよーって言うのでそれも行きたい!見たい!つって寄ってきました。建物がすごいかこいい。図書館とは一瞬わからない。館内はレトロで重厚な感じ。子ども図書館だけど、2階には18歳以上からしか閲覧できない資料室ていうのがあって超興味があったんですけど、申請しないと見れないらしい…次は見てみたい…。大人の人もいたし、絵本読みにきたい…。静かで気持ち良さそう。あと3階でやってる展示の中で「月の住人」の言い伝え分布図みたいなのがあって、日本はうさぎだけど、カエルとかカニとかそれぞれ微妙に違ってて面白かった。「月の模様の見え方が違うからね」と言われて超納得した。物を知らなさ過ぎる…!!外国の絵本は発色が艶やかだし絵が大胆で面白い。やっぱもっかい来なくちゃです。外に出たら外観をごっついレンズついてるカメラで撮ってる人がいました。気合入ってた…!!
長くなったのでふたつにわけます!!!!