蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)

後半から一気に常野世界が放出しだすので、結構急展開な印象を受けました。相変わらず終わりが暗くて読んだあとに「どーん」てなってしまったのですけど。出てくる人物も多いですが、いろいろ交錯してて楽しかったです。出てくる人間は多くても平気。今回は鼻血が出そうなポワワンがあったので個人的には良かったです(えー)少女漫画も真っ青なポワワンだったぜ・・・。でも常野の濃さは感じられないので、その点ではやっぱりサイドストーリーなんだなぁと思いました。
あとエンドゲーム(ISBN:4087747913)が発売されたのだけれど、実は「光の帝国」で一番好きではなかったお話の続編なんだよね・・・。ギィ。「ネクロポリス」も読みたいなー。

追記:直木賞候補の中にあった・・・でも他の全然読んだことない・・・。
http://www.asahi.com/culture/update/0105/001.html