『人体の不思議展』の標本の事実

 半年くらい前にあった「人体の不思議展」が、9/4〜1/16まで東京国際フォーラムで開催されるというのをmixi内のコミュニティで知ったんだけども。前回行き損ねたので、今回は何とか行きたいなあと思っていてモソモソ見てたらどうもちょっと不穏な空気。あたいの頭は人より理解が遅いので、今ひとつスッキリ噛み砕けてないのだけど、要点をあげてみる。

  • 死体は献体でなく、処刑した死体を使ったとか
  • 企画運営の会社がいわくありげかもしれないということ
  • http://www.med-legend.com/column/etc8.html#body_world
  • これによると、ハーゲンス博士が「発明」したという、プラスチネーションという死体保存技術とまったく同じ技術が、国際フォーラムでの展示に使われているのではないかということ

 正直企業の詳細なんてわからないので、どうでもいいわけではないけどそこは特にひっかからず。ただ使われている標本が、出所がわからない本物の人体を使っているといわれたら少しひっかかる(「死体は中国から調達していて、中国のことだから」みたいな記述もどうかと思うけど)けれど「本物の人体が使われている」場合、どういったところで標本をとったらいいのかとかさっぱり知らない。倫理観というより基準がわからない。本物を使う時点で問題があるのかすらもわからない。でもたぶん、自主的に献体に名乗り出るのが一番妥当なのかなとも思う。そうすると(仮に)死刑囚だからということで勝手に展示してたらそれは問題だと思う。うん。自分の中でそこがひっかかっているんだと思う。結局事実がわからないのだけど…。
 まぁ書いたところで行けたら行くと思うのですが。が。
http://www.jintai.co.jp/main.html