そうだ、それはノンタンだ

kamuraco2008-05-21

たまに着ぐるみどもが襲来して、子どもを集めては何やらイベントを行ったりしてるのですが、小さい頃に大変お世話になったノンタンが先日やってきました。もうそろそろ来るかなーと思ってたときに聞き覚えのある朗々とした張りのある声が「さあ!皆でノンタンを呼ぼう!せーーーーの!!ノンターーーーーーン!」と叫んでいました。ジャンボでした。わかりやすすぎるし、その場にいた子どもたち全員の声よりも大きい呼びかけでした。何というジャンボ。「いいねいいね・・・着ぐるみと子どもと戯れる大男・・・気は優しいが力持ち・・・」みたいな感じでハァハァしてたら子どもの背丈の2倍あるノンタンが登場しました。ノンタンは両手を口にあてたり腕組みをして考えるポーズをしたりと、なかなかいい動きをしていました。中身は私の職場の男性マネージャー(50歳くらい)だと知っていても目を細めながら見守ることが出来るくらいには成長しちまいました。子どもたちは中に入ってる人が、私にとってはなかなかに偉い人だっていうことを知らずにボディアタックかましてました。すげえ。着ぐるみという防具は権威を無にする属性がついているんだぜ!!!!!!

タイフェスティバル

単身タイに旅行するくらいのタイ好きの友達から聞いて、存在は知っていたんですけどなかなか行けなかったタイフェスにやっとこ行ってきました。そういう日に限って寝坊するわ雨は降るわみたいな感じでしたが、あまり見ることのない料理や果物や衣装を堪能することが出来て興奮しました。何で・・・早く起きなかったんだろう・・・。タピオカミルクが大好物なんですが、買ったやつにはトウモロコシの実が入ってて驚いた。そんでストローがかき氷食うときみたいな先にスプーンついてるやつだったんですけど、トウモロコシの実の方がでかくて詰まるっていうね。最終的にダイレクトに飲み干しました。あとはヤキソバをかっこんで、ランブータンを一つもらって頬張ったりしました。美味い。来年も行けそうだったら行きたい。マンゴーとか肉とか食いたい。
紫象
だいぶ青色な象ですね

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ネバーランド、クリムゾンの迷宮、オロロ畑でつかまえて

ネバーランド (集英社文庫)クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)オロロ畑でつかまえて (集英社文庫)

再読。一度読んだはずなのだけど、あまり覚えてなかった・・・。4人の男の子は性格も環境も悩みもバラバラだけど、健全で眩しくてどうしても「ピチピチですね・・・」という甘酸っぱい感想が前面に出てきてしまう。あとがきで恩田さんが「こういう話はもう書けないだろうなあと思った」と書いてあったことが印象に残った。

最初の2ページくらいで投げ出してそのままだった、ので真面目に向き合ってみたら途中で中断することが出来なくなって結局一気読み。個人的にはこのゲームの目的を暗に示すようなことを書かなくても良かったと思うのだけど、敵に見つかるか見つからないかという場面のところは超緊張しながら読みました。あれは怖かった。

面白かった。とにかくテンポはいいし、会話のやり取りも笑えるし、くるんくるんとお祭りみたいな空気が飛び込んでくる。最後にまたワーッとなるような展開で終わるので気持ちいい。あまりページ数が多くないので、どっしりした読後感はないけど、楽しい気分になれるのは確かだと思う。素直に「いい本だ・・・」と思いました。