■
「コスプレ居酒屋」に行くものの、座敷で待ち合わせていた人たちが微塵もかわいいコスプレをしておらず、最強の生物ティラノサウルス・レックスの格好をしていたり、祝い事んときに商売してるとこで見かける飾り熊手を肩にいっぱいくっつけてるだけとか、本当にかわいくなくてがっかり。部屋全体が異様なまでに薄暗い。後ろには大きな窓があるので、かろうじて明かりがある。バンバンジーを頼もうとするけど「ささみ」て言葉が思い出せなくて「えーとえーと」て言ってると女中が「この鳥を蒸したやつでいいんでちゅかー」て言ってきたので、どたまにきて私の中での最高の殺人EYEで「そうだけど」と言ったのたけど普通に「わかりましたー」で終了。ご飯を待ってる間に加藤茶が脱ぎだして、やっぱりふんどしだったので「昭和な人だな」と心底感心。ふんどし姿になった加藤茶が奥さんを襲おうとしたところで店が爆撃を受けて半壊し、会長を小脇にかかえて脱出を図ろうとしたところでお目覚め。会長は麻呂眉でいかにも配下に見限られてフェードアウトしていきそうな感じ。
イメージ図
百万の手
- 作者: 畠中恵
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/06/10
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
僕、音村夏貴はときどき過呼吸の発作を起こす十四歳。ある日、親友の正哉が目の前で焼死してしまった。どうして…。悲しみにくれる僕の耳に、慣れ親しんだ声が聞こえてきた。死んだはずの正哉が携帯から語りかけてきたんだ!あの火事は不審火だった!?真相を探るために僕は正哉と動き出す。少年の繊細な心の煌めきを見事に描いた青春ファンタスティック・ミステリの傑作。
畠中さんのしゃばけシリーズが好きなのだけど、ちょっとこちらは薄かったかなぁっていう余韻でした。内容が軽いわけではないのだけど、薄っすらとした感じ。ただやはりキャラは凄く魅力的で、特に義父の東に全てが集結してる気がします個人的な好みですけども!!!ホスト出だけど健全で子煩悩ってこの世界のどこに存在するんですか!!みたいな感じでゴロゴロしてました。違う楽しみ方をしていたような気がします。重厚な舞台設定や世界観は読みにくいけどあっさりが好きな人にはおすすめできると思います。